浄土宗 正行寺(ショウギョウジ)/ヘッダー画像

正行寺の歴史

浄土宗 正行寺(ショウギョウジ)は、愛知県名古屋市南区星崎に在り、星崎は愛知郡星崎村を前身としており、「星崎」という地名の由来としては、「尾張史」に「本地村に星の宮あり、これより出たる地名なり」と記載されております。正行寺は浄土宗の寺院で「稱名山」と号しており、建中寺(愛知県名古屋市東区筒井)の末寺にあたります。1217年(建保5年)に山田 重忠(鎌倉初期の御家人/尾張国星崎城主)により創建されたとの寺伝があり、阿弥陀仏木像は重忠由来のものとされる説もございますが、定かではありません(星崎一帯は室町時代初期に埋め立てられた土地という説があります)。創建時は「真宗高田派信楽寺(シンギョウジ)」と称しておりましたが、1651年(慶安4年)の浄土宗改宗にともない、「正行寺」と改められました。

明治初期には当寺で寺子屋を開設し、昭和40年代前半まで当地で幼稚園を開園していました。なお現在では、名古屋市南区星崎1-310で「学校法人 星崎学園 正和幼稚園」を開園しています。